月5万円が変える、親子の日常。
山元町の現在の人口は、約11,219人です。
震災から13年。復興を進めてきた中で、多くの町民が気づき始めています。
「このままでは、この町は本当に消えてしまうのではないか」
人口減少は、単なる統計の数字ではありません。
それは、親が子どもと過ごす時間を失うこと。
農業を守ってきた家族の「代が途絶える」こと。
若い世代が「希望を持てない」ことです。
その痛みに、向き合う必要があります。
共働きをしなければ生活が成り立たず、親が子どもと過ごす時間を犠牲にしている。また、学校給食における添加物や化学物質など、食の安全に対する不安も深刻です。
担い手の高齢化と後継者不足により、先祖代々守ってきた田畑を自分の代で終わらせてしまうという「恥じらい」や「無力感」が心に影を落としています。
古い利権やしがらみに縛られた「派閥政治」が続いており、若者が希望を持てず、「誰がやっても変わらない」という諦めが蔓延しています。
「朝5時に起きて、夜9時に寝る。子どもと話す時間は、ほぼない。でも、働かなければ生活できない。この町で子育てして、本当によかったのか、最近わからなくなった。」
「この田んぼを守ってきたのは、子どもや孫の代に渡すためだった。でも、後継者がいない。自分の代で終わってしまう。その罪悪感が、毎日心を重くしている。」
「町の政治が何も変わらない。同じ顔ぶれが、同じことを繰り返している。『誰がやっても同じじゃないか』という気持ちが、だんだん強くなっている。」
「給料が安いから、仙台に働きに出ている。家は寝る場所になってしまった。子どもたちも、『この町には何もない』と言い始めた。」
もし、親が子どもと過ごす時間を取り戻せたら?
もし、農業で生きていく選択肢が、本当に現実的になったら?
もし、政治が「派閥」ではなく「現場」を見始めたら?
もし、若い世代が「この町で育てたい」と思い始めたら?
その変化は、『誰か』が作るのではなく、
『私たち』が一緒に作るものです。
共働きの必要性を減らし、親が子どもと過ごす時間を確保する施策を検討します。それは、子どもたちの心身の発達にも、親の心の余裕にも、直結します。
学校給食を、町産の安全な食材で作ることを目指します。子どもたちが「この町で作られたもの」を食べることで、農業への誇りも、地域への愛着も生まれます。
農業の後継者不足を解決するため、農業従事者の所得を安定・補償する仕組みを作ります。「農業で生きていく」という選択肢を、本当に現実的にします。
政治に無関心でいることは、自由です。
でも、無関係でいることはできません。
あなたの子どもたちが育つ町。
あなたが毎日を過ごす町。
その未来は、『誰か』が決めるのではなく、『私たち』が決めるものです。
それは、選挙投票だけではありません。
日々の会話の中で、「本当に必要なこと」を話し合うこと。
現場で、「何が起きているのか」を見ること。
そして、「自分たちの手で生活環境を良くしていく」という能動的な参加です。